コンピューターウイルスは当初、フロッピーディスクなどの外部記憶媒体から感染するものがほとんどでしたが、インターネットの普及に伴いメールの添付ファイルから感染するウイルスが増えました。より高度で複雑化した新種のウイルスが次々に登場しており、メールのプレビューやサイトを閲覧するだけで感染したり、感染を気づかせずに作動するものも珍しくありません。スマホやタブレットの感染被害も広がっています。
なお、コンピューターの正常な動作を妨げたり、利用者やコンピューターに害を与えるような動作をしたりするソフトウエアを「マルウエア」と呼びます。コンピューターウイルスはマルウエアの一種ですが、一般にはマルウエア全般をウイルスと呼ぶこともあります。