日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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内定者

2019年10月16日(水) 日本経済新聞 朝刊

学生側は辞退可能
 採用選考に通過して、企業と入社の意思を相互に確認している学生などを指す。入社の意思を確認した状態の内定は、内定承諾書にサインすれば労働契約が発生したと見なされる。ただ、実際の入社後であっても民法上は2週間前の申し入れによって退職できるのと同様、学生側が辞退することは可能だ。
 内定者数はリーマン・ショック後に落ち込んだが、ここ数年は企業業績の拡大が続いたうえに人手不足も長期化。売り手市場といわれて製造業、非製造業ともに内定者数は増加傾向にあった。複数社から内定を得る学生も増え、企業は引き留め策も迫られている。
 ただ、内定を巡る環境は来年以降、大きく変わる。採用説明会を3月、面接を6月に解禁した経団連ルールが廃止となる。政府が引き継ぐものの、ルールの形骸化は進む。経団連は21年卒からの学生を対象に、必要な人材を随時採用する「通年採用」を拡大することで大学側と合意している。