日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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携帯電話の利用料

2018年8月22日(水) 日本経済新聞 朝刊

「もうけ過ぎ」不満根強く
 携帯電話サービスを利用する際に支払う料金のこと。通話料金とデータ通信料金、端末の分割払いをセットにして支払うことが多い。安倍晋三首相は2015年9月、家計に占める携帯電話料金の負担が高まっているとして料金軽減策を総務相に求めた。携帯大手各社は通信の利用が少ない利用者向けプランなどを充実し、格安スマホ各社との競争激化もあり、少しずつ料金値下げが進んでいる。
 総務省の調べによると、月5ギガ(ギガは10億)バイトのデータ通信容量を使う主力プランの場合、日本の携帯電話料金の水準は諸外国と比べて中位程度。米国や韓国よりは安いが、英国やフランスなどと比べるとまだ高い。欧州と比べ日本の通信品質が高いという背景はあるものの、携帯関連事業で数千億円規模の利益をだす各社に対し「もうけ過ぎ」という利用者の不満は根強い。
 携帯電話サービスは規制緩和によって料金決定権は事業者に委ねられている。料金値下げに向けては競争促進が必要であり、総務省や公正取引委員会は携帯大手各社に対し、「2年縛り」や「4年縛り」といった利用者を不当に囲い込む施策の見直しを求めている。