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SDGs

2021.4.1(木) 掲載
 「Sustainable Development Goals」の頭文字から取った略語で、国際社会が協働して地球規模で取り組むべき目標がまとめられている。2015年9月の国連サミットで採択され、先進国を含む世界全体で30年までの達成を目指す。15年までのミレニアム開発目標(MDGs)の後継目標と位置づけられる。
 「誰1人取り残さない」という理念の下、経済や社会、環境などの分野における17のゴール(目標)と、関連する169の具体策などで構成する。日本政府は19年末にSDGs指針を改定し、「あらゆる人々が活躍する社会・ジェンダー平等の実現」「生物多様性、森林、海洋等の環境の保全」などを優先して取り組むべき課題にあげている。