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平昌五輪が開幕へ~冬季五輪について知る

2018.2.5 掲載
第23回冬季五輪が2018年2月、韓国の平昌で開幕します。冬季五輪のアジアでの開催は1998年の長野大会以来です。4年前のソチ大会で日本が得たメダルは8個。今大会でこれを上回るメダルを獲得し、20年の東京五輪につなげることが期待されます。今回は冬季五輪の歴史や概要、競技・種目、平昌五輪の見どころなどについて解説します。

4.平昌大会では新たに6種目、過去最多の7競技102種目に(1)

4.平昌大会では新たに6種目、過去最多の7競技102種目に(1)
 冬季五輪で競うスポーツは「競技」と「種目」で分類でき、例えばスキー競技にはアルペンの大回転や回転などの種目があります。第1回大会は6競技16種目(公開競技を含む)でしたが、その数は回を重ねるごとに少しずつ増え、平昌大会は過去最多の7競技102種目です。
 スキーのフリースタイル競技で、こぶがある急斜面を滑るモーグルはアルベールビル大会から、空中での回転技などの完成度を競うエアリアルはリレハンメル大会から正式種目に。長野大会ではスノーボードや女子アイスホッケーが正式競技・種目に加わりました。平昌大会ではアルペンスキーの混合団体、スノーボードのビッグエア男子・同女子、スピードスケートのマススタート男子・同女子、カーリングの混合ダブルスの6種目が新たに行われます。
2018年2月5日掲載