日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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ショールーミング

2014年1月1日(水) 掲載

 小売店の店頭で家電や衣料・雑貨などの実物を試してから、インターネットの通販サイトなどでより安い価格の商品を探して購入する消費者行動。店舗が展示場のようになることを指している。手元で検索できるスマートフォン(スマホ)の普及がよりその傾向に拍車をかけている。スマホがいち早く広がった米国では2010年ごろから本格化し、大手小売店からネット通販に消費者が流れる要因の1つとなった。
 アマゾン・ドット・コムなどネット通販企業には追い風だが小売企業には深刻な問題だ。ドイツ証券によると、米家電量販店最大手のベストバイの12年の市場シェアは23.7%で10年比で1.7ポイント減。一方、アマゾンは同9.7%と同3.5ポイント伸びた。
 日本でも拡大している。野村総合研究所が7月に実施した調査では、家電やパソコンで30%以上が店舗で下見をした後にネットで購入されており、ネット通販全体でも約20%を占めた。12年度のネット通販市場の10兆2000億円のうち2兆1000億円がショールーミングによる市場規模と試算する。
 経済産業省によると、12年度の小売り・サービスの総売上高に占めるネット経由の割合は3.1%。ネット経由の消費の拡大余地はまだ大きい。衣料品通販サイト「ゾゾタウン」を運営するスタートトゥデイは11月に提携する商業施設の店頭で衣料品のバーコードを撮影すると、その商品をネットで買えるサービスを始めた。