日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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人口移動報告

2020年9月16日(水) 日本経済新聞 朝刊

19年は大都市に集中
 都道府県や市町村の境を越えて住所を移した人数の推移をまとめた統計。総務省が住民基本台帳を基に毎月、集計・公表している。以前は日本国籍を持つ国内居住者が対象だったが、2013年7月から外国人も加えて計算する現在の仕組みになった。厚生労働省の人口動態統計とは異なり、出生や死亡による自然増減は含まない。
 ある地域に移り住んだ人を転入者、出て行った人を転出者と呼ぶ。転出が転入を上回るのが転出超過、その逆が転入超過だ。19年の通年では47都道府県のうち、転入超過は東京圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)など8都府県で、8割超の県が転出超過。都市への集中が続いていた。
 一方、新型コロナウイルスの影響で東京圏は20年4~7月に北海道など5道県に対して転出超過になった。過去には東京圏は不況期に転入超過が減少する傾向にあり、第1次石油ショックのあった1970年代前半、バブル崩壊前後の1980年代末から90年代前半、リーマン・ショックのあった2008年以降がその例だ。