日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

  • はてなブックマーク
  • Facebook
  • mixiチェック
  • Twitter
  • LinkedIn

新型コロナウイルス対策

2020年8月31日(月) 日本経済新聞 朝刊

感染防止・経済両立掲げる
 中国・武漢市で新型コロナウイルスの感染が拡大し始めた当初、政府がまず取り組んだのは邦人の帰国支援だった。2月から横浜港でクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の船内検疫を開始し、入国拒否などの水際対策を徐々に強化した。同月末には安倍晋三首相が全国の小中学校などに一斉休校を求める考えを表明した。
 4月7日には緊急事態宣言を発令した。東京など7都府県から始め、16日には対象を全国に広げた。途中で期間を延長するなど最終的に全国で宣言が解除されたのは5月25日だった。宣言解除後もイベント制限の緩和や県をまたぐ移動の解禁を段階的に進めた。全世帯への布マスク配布などでは反発を受け、内閣支持率の下落要因になった。
 直近では感染防止と経済活動の両立を掲げる。首相は辞任を表明した8月28日の記者会見でも「検査能力を抜本的に拡充する」と強調した。検査体制を1日20万件にすると表明した。秋冬はインフルエンザの流行期に入る。次の首相にとっても新型コロナ対策は大きなテーマになる。