日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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イデコ

2020年7月4日(土) 日本経済新聞 朝刊

22年、全会社員が加入可能に
 老後に備えて投資信託などで運用する年金制度の一つ。日本の年金制度は3階建てで、1階部分がすべての人が対象の国民年金(基礎年金)、2階部分が会社員が加入する厚生年金となっている。任意加入の個人型確定拠出年金(イデコ)は3階部分。福利厚生の一環として企業が提供する確定給付企業年金や企業型確定拠出年金とともに私的年金に分類される。
 イデコは掛け金の全額が所得税の控除対象となる。運用益に税金がかからないほか、受取時にも退職所得控除や公的年金等控除の対象になる。年金という性質上、途中で掛け金を引き出すことはできないが、老後の資金形成に有利な設計となっている。
 5月に年金改革法が成立し、2022年10月からすべての会社員がイデコに加入できるようになる。加入可能年齢も従来の60歳未満から最長で65歳未満に延びたほか、受取開始時期の選択肢も広がった。イデコの足元の加入者は160万人と、約940万人が入る確定給付企業年金に見劣りする。制度改正でどこまで加入者が伸びるかが焦点になる。