日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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ゼロレーティング

2019年12月26日(木) 日本経済新聞 朝刊

特定アプリでデータ課金せず
 動画配信やSNS(交流サイト)といった特定のアプリで、利用者が使うデータ通信量に課金しないサービスを指す。動画共有サイト「ユーチューブ」や音楽配信「スポティファイ」のように使用するデータ量が大きいネットサービスが主な対象だ。国内では「カウントフリー」とも呼ばれる。
 国内ではソフトバンクなどの携帯通信大手のほか、格安スマートフォン事業を展開する仮想移動体通信事業者(MVNO)が提供する。料金プランに組み込んだり、オプション機能として提供したりすることが多い。消費者にとっては、使用するデータ通信量を気にせずに動画など好きなコンテンツを楽しめる利点がある。
 ただ、大手IT(情報技術)企業などの人気サービスを対象にすることが多く、中小サービスが育たなくなる懸念がある。米国では2015年に、米連邦通信委員会(FCC)が基準に基づいて個別に判断するとしていた。だが17年の米トランプ政権の発足後にルールの大部分の廃止が決定した。