日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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米中ハイテク摩擦

2019年10月27日(日) 日本経済新聞 朝刊

ファーウェイ、禁輸リストに
 米政府は5月、中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)を事実上の禁輸リスト「エンティティー・リスト(EL)」に加えた。ファーウェイの通信機器が情報漏洩につながるとの懸念を示しており、次世代通信規格「5G」ではファーウェイの設備を導入しないと表明している。
 背景には急速に技術力を増す中国への警戒もある。中国は産業政策「中国製造2025」を掲げ、先端分野に補助金も含め積極投資している。技術覇権を巡る米中の攻防が激しくなるなかで、ファーウェイは中国を代表するテクノロジー企業として米国による圧力の矢面に立っている側面もある。
 ハイテク摩擦は貿易摩擦とは別の文脈で進みつつある。米中は10月半ば、貿易交渉で部分合意し、米国は対中関税の追加の引き上げを見送った。ただ、米通商代表部(USTR)のライトハイザー代表はファーウェイに関連する禁輸措置は交渉に含まれていないとしており、ハイテク技術を巡る米中のさや当ては続く見通しだ。