日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

  • はてなブックマーク
  • Facebook
  • mixiチェック
  • Twitter
  • LinkedIn

自動車保険

2018年5月16日(水) 日本経済新聞 朝刊

人口減・車離れで市場縮小
 民間の保険会社が販売する任意保険。他人を死傷させたり他人の車や建物を壊したりした被害を補償する賠償責任保険と、自分がけがした際の人身傷害保険、自分の車が壊れた際の車両保険などで構成される。自動車所有者に加入が義務づけられている自動車損害賠償責任保険(自賠責)は事故で他人を死傷させた場合に限定して保険金を払う。死亡に対する保険金額は3千万円が上限で、不足分を自動車保険で補う。
 自動運転を巡っては東京海上日動火災保険など大手各社が2017年4月以降に、自動運転中の事故の被害者を救済するため自動車保険の無料特約を提供している。他人の車や建物などの対物事故を想定し、自動運転のシステム故障で制御不能になったケースなどに、事故原因が不明でも保険金を払う。
 自動車保険は保険会社にとって、国内損保事業の正味保険料収入の半分を占める主力商品。近年は自動車の安全性能向上による事故率の低下とともに保険金支払額も減少し、保険の収支は改善している。一方で人口減や若年層によるカーシェアの普及などによって市場の先行きは厳しい。