日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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橋本行革

2018年4月7日(土) 日本経済新聞 朝刊

縦割り排し、組織スリム化
 1996年に首相になった橋本龍太郎氏が打ち出した六大改革のうちのひとつで、中央省庁再編を目標に据えた。98年に中央省庁等改革基本法が成立し、2001年1月に1府21省庁から1府12省庁になった。戦後初の本格的な省庁再編で、「政治主導の政策決定」を旗印に縦割り行政を排して組織をスリム化する狙いを込めた。
 首相の権限強化をめざし、総理府や経済企画庁を統合した内閣府を新設した。首相を補佐する内閣官房が政府内調整に加え、独自に基本方針を企画立案できるようにした。そのシンボルが経済財政諮問会議の創設だった。各省任せにはせず、首相がトップダウンで政策を動かせる体制を敷いた。
 諮問会議をフル活用したのが、01年に首相になった小泉純一郎氏だ。リーダーシップを演出する舞台に使い、経済構造改革や郵政改革などを推し進めた。一方、運輸省、建設省、国土庁などが統合した国土交通省、自治省や郵政省など3省庁の業務を移管した総務省、厚生省と労働省による厚生労働省は、10以上の局を抱える巨大官庁として発足した。