日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

  • はてなブックマーク
  • Facebook
  • mixiチェック
  • Twitter
  • LinkedIn

iPhoneX(テン)

2018年1月30日(火) 日本経済新聞 朝刊

顔認証・有機ELを採用
 米アップル創業者の故スティーブ・ジョブズ氏が「電話を再発明する」と2007年にiPhoneを発表した。従来型の携帯電話とは全く異なる操作性や機能を武器にスマートフォン(スマホ)市場を生み出した。世界での累計販売台数は12億台。個人が常にネットにつながる生活や働き方を可能にし、米フェイスブックのような交流サイト(SNS)や携帯ゲームなどの企業が躍進するきっかけにもなった。
 全面タッチパネルや複数の指での拡大・縮小操作、アプリなど、搭載する機能は他のスマホメーカーも追随した。最新機種への消費者の注目度も高く、17年発売の最新機種「X(テン)」では顔認証を採用した。日本のスマホ市場では半数程度のシェアをにぎる。世界では14%程度だが、近年は性能を大幅に高めた新興国メーカーの端末に押されている。
 スマホの代名詞となった一方で批判もある。17年末にはバッテリーの劣化による予期せぬ緊急停止を防ぐため、旧機種の動作速度を抑えていたことが発覚。事前通告や同意などの手続きがなく、顧客を買い替えに誘導したと捉えられたことが訴訟を招いている。