日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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電力の大口契約

2015年8月14日(金) 日本経済新聞 朝刊

国内全体の6割占める
 電力会社が工場や百貨店、オフィスビル、ホテル、病院、スーパーなど電力使用量が多い需要家と結ぶ契約のこと。契約容量が50キロワット未満の家庭や商店、規模の小さい町工場などを除く需要家向けを指し、国内全体の約6割を占めている。
 大口契約は販売自由化の対象となっている。従来は地域ごとにその地域の電力会社によって独占されていたが、2000年3月以後、契約容量が大きい需要家向けから順次、自由化が進み、05年4月からは50キロワット以上まで範囲が拡大した。大口の需要家は、どこの電力会社からでも電気の購入が可能で、電力会社が自由に設定する料金から安いところを選ぶことができる。
 ただ、新規参入者のシェアは全体の5%程度にとどまっており、大手電力による地域を越えた販売もあまり進んでいない。16年4月には50キロワット未満の家庭向けも含めて全面的に電力小売りが自由化される予定。大口よりも利益率が高いとされる小口向けの自由化によって、どこまで競争が進むかが注目されている。