地方交付税
2013年12月1日(日) 掲載
国から地方自治体に配分するお金。使い道が決まっている補助金とは異なり、自治体が基本的に自由に使うことができる。国の予算では、社会保障関係費や公共事業関係費といった政策経費である一般歳出とは別に「地方交付税交付金」として計上。予算の2割程度を占める。
所得税や法人税など国税5税の一定割合を配分するほか、財源不足を補う目的に、「特例加算」や「別枠加算」などの形で金額を上乗せする場合も多い。特別会計を通じて地方に渡しているが、過去に特会で借金をしてきた経緯もあり、国の一般会計では利払い費なども追加計上する必要がある。