日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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自動運転

2018年3月17日(土) 日本経済新聞 朝刊

20年代前半の実用化めざす
 自動運転技術の開発は、難航するルール作りを尻目に急ピッチで進んでいる。トヨタ自動車は2020年代前半に一般道での自動運転を実用化すると公表したほか、日産自動車は22年までに完全自動運転を実現する計画。欧米各社も20年代前半の実用化を目指す。統合システムのほか制御する半導体、周囲を察知するセンサーの開発競争も加速している。
 インフラやサービスの準備も整いつつある。デジタル地図大手の欧州ヒアは国内外の大手部品メーカーと提携関係を広げている。自動運転に欠かせない3D地図を世界の自動車メーカーに提供する構えだ。運輸業やベンチャーも無人車を使った宅配や人の送迎などサービスの開発に取り組む。
 自動運転はまず車両の技術が進み、今後は法規の早期整備が求められる。並行して通信やサイバーセキュリティー対策などの規格作りも各国の業界団体が検討を進めている。人為的な交通事故を無くし、利便性も高めるほか、次世代産業として経済をけん引する役割への期待は大きい。普及に向けて企業や国を超えた協調体制が不可欠となっている。