日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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待機児童

2017年8月31日(木) 日本経済新聞 朝刊

3年連続で増加
 働くひとり親や共働き世帯という保育所に通う要件を満たし、入所を申し込んだのに、施設が満員で待機を余儀なくされた子どもを指す言葉。厚生労働省が公表した待機児童の数は2017年4月時点で全国約2万3700人だった。女性の社会進出で共働き世帯が増えたにもかかわらず、保育所の体制が追い付かず、待機児童は3年連続で増えている。
 16年度の待機児童の内訳をみると、1~2歳児が1万6758人と7割以上を占める。16年度までは保育所に入れなくても親が育児休業中の場合や特定の保育所を希望した場合、自治体によっては待機児童として数えないケースもあった。こうした「隠れ待機児童」は16年4月で約6万7000人に上るとみられている。
 厚生労働省は自治体による差をなくすため「親に復職の意思がある場合は育児休業中も待機児童に含める」という定義の見直しをまとめ、18年度から適用する。定義の変更で、待機児童の数がさらに増える公算が大きい。