日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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車の基本ソフト(OS)

2017年8月26日(土) 日本経済新聞 朝刊

共同開発で費用分担
 通信機能を備えるつながる車(コネクテッドカー)や多くのカメラやセンサー類を使う自動運転技術の進展によって、車が処理する情報量が飛躍的に膨らむ。それに伴い、1台の車に搭載されるプログラムの行数が急速に増加している。従来はエンジンやカーエアコンなどの部品ごとに制御用のマイコンを搭載するケースが多かったが、パソコンやスマートフォン(スマホ)などと同様に基本ソフト(OS)を使って各プログラムを一体的に運用する必要性が高まっている。
 地図や音楽などのスマホ向けアプリを車載機器の画面上でも使えるようにする機能では米グーグルの「アンドロイド・オート」と米アップルの「カープレイ」が先行し、多くの車メーカーが採用している。トヨタ自動車は設計図を無償で公開している「リナックス」をベースに、独自の車載OSの実用化を目指している。
 矢野経済研究所は車載ソフトの国内市場規模は2030年に1兆円規模になると予測している。自動車メーカーにとっては開発費の負担増となるため、企業連合をつくって費用を分担したり開発期間を短縮したりする取り組みが広がっている。