日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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食糧・食品メジャー

2015年8月28日(金) 日本経済新聞 朝刊

各国政府などにも影響力
 小麦やトウモロコシ、大豆など主要穀物や肉類の買い付けから集荷、輸送、保管まで手掛ける専門会社。穀物では米カーギルや米アーチャー・ダニエルズ・ミッドランド(ADM)、仏ルイ・ドレフュスなどがある。これら米欧の大手5社で世界の穀物取引の約7~8割を占めるといわれ、世界の穀物・食品流通や相場に大きな影響力を持っている。
 各社の貿易量は非公表だが、米カーギルやADMなど大手が自前で調達する穀物は年間4000万~7000万トンともされる。各国政府や公的機関との結びつきも強く、環太平洋経済連携協定(TPP)の交渉でも米オバマ政権に一定の影響力を与えたといわれる。人口増に伴う食糧需給の逼迫から、中国でも中糧集団(COFCO)などが台頭している。
 日本の商社も丸紅がメジャーの一角を占める米ガビロンを買収したほか、伊藤忠商事が青果・飲料大手の米ドール・フード・カンパニーのアジア事業を傘下に入れるなど大型買収に乗り出している。だが不作、豊作による市況変動や地元農家との契約などの難しさから苦戦が続く例もみられる。

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