日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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ビッグデータ

2017年2月28日(火) 日本経済新聞 朝刊

膨大な情報、AIで分析
 スマートフォン(スマホ)やあらゆるモノがネットにつながるIoT技術の普及で、人の日々の行動や、機械の稼働状況などを全てデータ化することが可能になった。そうした膨大なデータの集まり「ビッグデータ」を人工知能(AI)を使って分析することで、これまで“勘”に頼る部分もあったマーケティングや商品開発を精緻にすることができる。
 データ化できる情報が増えることで、個人情報に該当するかどうかが曖昧な「グレーゾーン」の情報も増えた。5月に全面施行される改正個人情報保護法は、指紋や顔認識データ、ゲノム(全遺伝情報)などの「符号」を含む情報を、新たに個人情報として保護対象に加えた。個人が特定できないレベルまで情報を加工すれば、ビッグデータの活用ができることも明確にした。
 昨年1月に発足した個人情報保護委員会はこうしたビッグデータの利活用を所管する。行政からの独立性が高い国家行政組織法上の「三条委員会」で、会計検査院や公正取引委員会などと類似の組織だ。単独で国家としての意思を決定できるほか、違反企業への立ち入り調査権などの権限を持つ。