日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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世界経済の成長

2017年9月22日(金) 日本経済新聞 朝刊

金融危機後は伸び鈍化
 米国と中国をけん引役に世界経済は2016年夏ごろから回復基調にある。経済協力開発機構(OECD)は、物価変動の影響を加味した世界の実質経済成長率が16年の3.1%から、17年は3.5%、18年は3.7%へ加速すると推計する。
 ただ08年のリーマン・ショック前と比べると、動きはなお鈍い。OECDによると、03~07年の年平均は4.9%だったが、12~16年は3.3%にとどまる。金融危機で失業者が急増して働き手のスキルが向上しなかったり、設備投資や技術革新の勢いが落ちたりしたことで、経済の実力を示す潜在成長率が下がった影響が出ているとの指摘もある。
 日本は12年12月から景気回復が続いており、長さは戦後2番目になったとみられる。最近では6四半期連続でプラス成長を記録し、需要不足も解消した。だが、消費者物価指数(CPI)の上昇率は0%台の低空飛行から抜け出せていない。