日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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医療薬と大衆薬

2015年3月27日(金) 日本経済新聞 朝刊

公定価格と自由な値付け
 医療用医薬品は、医師の診断や処方箋に基づき、入院時に使われたり調剤薬局で購入したりする薬。これに対し一般用医薬品(大衆薬)は、一般の人が自分の判断で、薬局やチェーンドラッグストアで購入する薬だ。医療薬は公的保険の適用を受けた公定価格だが、大衆薬は保険外で値付けも自由だ。
 医療薬を大衆薬に移せば、公的保険からの支払いが減り医療給付費の抑制につながる。そこで、医療薬に使う有効成分を転用した大衆薬が増えることが期待されている。医療薬から転用した薬は通常の大衆薬よりも効果が強く、リスクが高いとされ、転用から間もないと「要指導医薬品」として一定期間インターネット販売を禁じ、薬剤師が患者に薬の飲み方などを直接指導するよう義務付けている。
 だが大衆薬の生産額は6千億円台で推移し、医薬品全体の1割を超えていない。転用がなかなか増えないのが原因との指摘も多い。転用の承認件数は2011年は7成分あったが、13年は4成分、14年は2成分と低水準が続いている。

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