日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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デフレ

2017年11月17日(金) 日本経済新聞 朝刊

物価下落、経済にマイナス
 物価が下がり続ける現象を指す。物やサービスを安く買える面はあるが、経済全体ではマイナスの影響も大きく、経済学者の間ではデフレは経済をむしばむとの見方で一致する。日本では1990年代半ばから20年にわたりデフレの状態が続いているとされる。
 景気が悪くなり需要が減ると企業は値段を下げる。すると、もうけが減り、働く人の賃金も下がる。賃金が下がると個人は消費を減らして貯蓄を増やす。さらに物が売れなくなり、企業は投資を抑制、景気はさらに悪化する。
 デフレ下で起こるこのような悪循環を「デフレスパイラル」と呼ぶ。安倍政権のもと日銀は異次元の金融緩和を実施したが、それでも物価上昇ペースは鈍いままだ。一方で賃金下落がデフレの主因との見方もあり、政府は民間の賃上げにも神経をとがらせる。