日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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高速通信

2017年7月20日(木) 日本経済新聞 朝刊

約30年で最大100万倍速く
 携帯通信は年々高速化が進み、携帯電話が普及し始めた1990年代には毎秒10~100キロビット程度だった通信速度は、2015年ごろから始まった現行の第4世代(4G)で数百メガ(メガは100万)ビットに加速。20年に登場する次世代の5Gでは10ギガ(ギガは10億)ビットとなり、30年近くで通信速度が最大100万倍速まる計算だ。
 当初は音声通話のみだった携帯通信もインターネットの閲覧や音楽、ゲーム配信などに用途がどんどん広がり、近年では動画も増えている。DVD1枚分、2時間の映画をダウンロードするのに00年代初頭は21時間かかっていたが、4Gでは30秒程度とストレスなく視聴できるようになった。
 通信速度の増加によるメリットは多い半面、新たな問題も浮上してきた。速度の増加による通信量の膨張に伴い、遠隔地を光ファイバーでつなぐ固定通信網の容量が30年までに限界を超えるとの分析を総務省が明らかにした。携帯の高速通信と同時に、既存の通信ネットワーク見直しも課題になっている。