日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

  • はてなブックマーク
  • Facebook
  • mixiチェック
  • Twitter
  • LinkedIn

自動車の設計共通化

2015年1月22日(木) 日本経済新聞 朝刊

コスト削減、車種多彩に
 形状や大きさが異なる複数の自動車で、基本構造や主要部品を統一すること。骨格部品やエンジンなどの内蔵部品が対象になることが多い。開発期間の短縮や量産効果による大きなコスト削減を実現しながら、多彩な車種を生み出せる利点がある。世界中の大手自動車メーカーが新たな開発手法として導入を競っている。
 先陣を切ったのは独フォルクスワーゲン(VW)グループで、エンジンや変速機、ステアリングなどで「MQB」と呼ぶ共通化を進める。例えば2012年以降に世界で発売したVWの「ゴルフ」とアウディの「A3」にこの手法を採用した。日産自動車は「日産コモン・モジュール・ファミリー(CMF)」と名付けた技術でエンジンまわり、車台前部、運転席まわり、車台後部の4つの基本構造の組み合わせを変え、様々な大きさ・形の車に仕上げている。トヨタ自動車は車台を3つに集約し、部品も2~3割共通化する。今秋にも発売するハイブリッド車(HV)の次期「プリウス」が第1弾となる見通しだ。
 ただ、設計の共通化により車種ごとの個性が薄れたり、部品に不具合が見つかった場合には大規模なリコール(回収・無償修理)につながったりする課題もある。

試してみる もっと知りたくなったら日経をはじめてみませんか。1週間、日経を無料でお届けします。