日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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ミニロケット

2016年12月2日(金) 日本経済新聞 朝刊

打ち上げ頻度向上に期待
 キヤノンが開発に加わるミニロケットは、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が宇宙観測用に開発し、運用してきたロケット「SS―520」の改良型だ。2段式のロケットを3段式に拡充し、衛星を軌道に運べるようにする。今年度中に、東京大学の小型衛星を搭載した初号機を打ち上げる。
 重さ数百キログラム以下の小型衛星は、短期間に低価格で開発でき、企業や大学にも手が届く。ミニロケットはこうした小型衛星の打ち上げに特化しており、低コストで頻繁に打ち上げることができる。小型衛星の市場を広げると期待されており、米国では複数のベンチャー企業が米航空宇宙局(NASA)の支援を受け、全長20メートル程度のミニロケットの開発を進めている。
 小型衛星はこれまで、大型ロケットで大型衛星を打ち上げる際に相乗りする形で打ち上げられることが多かった。大型衛星の都合に合わせなくてはならず、打ち上げの機会が限られる。また大型衛星の開発の遅れなどで打ち上げ延期になりやすい、最適な軌道に上げる機会が得にくいなどの問題があった。