日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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水素発電

2016年5月2日(月) 日本経済新聞 朝刊

二酸化炭素の排出ゼロ
 水素を燃料に用いて電気をつくること。発電時に二酸化炭素(CO2)を出さず、温暖化対策につながる。水素は製鉄所や下水処理場など多様な場所から調達でき、化石燃料に比べ、エネルギー安全保障の観点からも有用とされる。
 発電方法は燃料電池のように水素と酸素を化学反応させて電気をつくる方法と、水素を燃やしてタービンを回してつくる方法の2種類が代表的。燃料電池は発電出力数百ワットなど小型発電機に適しており、家庭用燃料電池(エネファーム)や燃料電池車(FCV)の電源として普及が進みつつある。
 タービン発電は水素だけで燃やす場合と、天然ガスなど安価な燃料と水素を混ぜて使う場合がある。1千キロワット以上の大型発電に適しており、イタリアでは現地の電力会社が1万6千キロワット級の水素発電所を建設して実証実験に取り組んでいるが、世界でもほとんど例がない。