日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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宅配ボックス

2017年1月17日(火) 日本経済新聞 朝刊

共働きなどニーズ拡大
 宅配業者が配達先を訪問したが不在だったとき、荷物を預けておけるロッカー型の設備。宅配業者は荷物を預けた際、住戸の郵便受けに配達通知を入れる。帰宅して荷物に気がついた住民は、あらかじめ割り振られた暗証番号を打ち込んだり、磁気カードを使ったりして解錠し荷物を取り出す。
 インターネット通販の増加を背景に、一人暮らしや共働きなど荷物をなかなか受け取りにくい世帯の需要は増えており、近年の新築マンションなどでは標準設備としているところが多い。ただ、ボックスの数は限られるため、荷物が一定期間預けっぱなしになるとほかの人が使えない。使い勝手が悪い面もある。
 宅配ボックスに荷物を預けられない場合は、配達員がいったん持ち帰り、住民と日時を調整して再び配達する必要がある。再配達に回るのは全ての荷物の約2割にのぼり、年9万人の配達員に相当する労働力が費やされているとされる。配達員にかかる負担は大きく、大手運送会社の業績を圧迫したり、不祥事につながっていたりするとの指摘もある。