日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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国際宇宙ステーション

2014年10月30日(木) 日本経済新聞 朝刊

無重量で新素材など研究
 地球の上空約400キロメートルの軌道を秒速約8キロで回る巨大宇宙施設。日本や米国、ロシア、欧州など15カ国が参加する国際プロジェクトで、1998年に建設を始め、2011年に完成した。縦約109メートル、横が約73メートルとサッカー場とほぼ同じ大きさ。日本は宇宙ステーションで最大の実験棟である「きぼう」を運用している。
 日本人を含む宇宙飛行士は宇宙空間の無重量状態を生かして、生命科学や素材・物理分野など様々な実験に取り組んでいる。例えば重力が小さい環境はきれいなたんぱく質の結晶を作るのに適しており、病気の治療薬の研究などに役立てている。きぼうではこれまでに約90テーマを実験した。
 有力科学誌などに多数の研究論文が掲載された一方で、費用対効果を疑問視する声は根強い。日本はこれまで宇宙ステーションに8000億円以上を投資した。米国が24年までの運用延長を表明したが、日本は方針を決めていない。政府は日本の宇宙政策の柱となる新たな宇宙基本計画の策定作業を進めており、宇宙ステーションへの今後の参加方針についても結論を出したい考えだ。

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