今回の大統領選の共和党予備選には現職のトランプ氏に対して数人の挑戦者が名乗りを上げましたが、同党内でのトランプ氏の人気は高く早々に候補になることが確定しました。
一方の民主党はトランプ氏のような圧倒的優位に立つ候補がおらず、バーニー・サンダース上院議員、エリザベス・ウォーレン上院議員、マイケル・ブルームバーグ前ニューヨーク市長、ピート・ブティジェッジ前インディアナ州サウスベンド市長らが立候補しましたが、予備選を勝ち抜いたのはオバマ前政権で副大統領を務めたジョー・バイデン氏でした。バイデン氏は副大統領候補に黒人女性のカマラ・ハリス上院議員を指名しました。ハリス氏が副大統領になれば、黒人としても女性としても米国史上初めてとなります。
両党それぞれの全国党大会で、共和党候補の現職正副大統領、ドナルド・トランプ氏、マイク・ペンス氏と民主党候補のジョー・バイデン氏、カマラ・ハリス氏の対決が決まり、11月3日の本選挙に向けて選挙戦が繰り広げられています。