女子ゴルフのメジャーは米女子プロゴルフ協会が認定する権威の高いトーナメントで、ANAインスピレーション、全米女子プロ選手権、全米女子オープン選手権、全英女子オープン、エビアン選手権の5大会です。日本選手のメジャー制覇は1977年に全米女子プロ選手権で優勝した樋口久子選手以来42年ぶりで2人目です。男子ゴルフにもメジャー4大会がありますが、まだ日本人の優勝者はいません。50歳以上の選手が参加するシニアのメジャーでは2013年に井戸木鴻樹選手が全米プロシニア選手権で優勝しています。
メジャーでは一流選手でも特有の緊張感とプレッシャーに阻まれ栄冠を手にできないことが少なくありません。国内外のツアーで活躍して世界ランキング1位、世界賞金ランキング2位に輝いたこともある宮里藍選手もメジャーに挑戦しましたが優勝できませんでした。