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ラグビーW杯、日本で開催へ

2019.2.18 掲載
 「世界の3大スポーツイベント」のひとつとされるラグビーワールドカップ(W杯)が2019年9月から11月まで、日本で開かれます。ラグビーW杯がアジアで開催されるのは初めてで、北海道から九州まで全国の12カ所が会場となります。1987年の第1回大会から出場を続ける日本代表チームには母国で開かれる大会での悲願の決勝トーナメント進出に期待がかかります。期間中は海外からも多くのサポーターが日本を訪れる見込みで、インバウンド(訪日外国人)の増加による経済効果も膨らみそうです。

2.9月20日から11月2日までの長丁場

2.9月20日から11月2日までの長丁場
 日本で開かれる今回のW杯は9月20日に始まる1次リーグから11月2日の決勝まで全48試合が行なわれます。五輪やサッカーW杯に比べて開催期間が長いのは、試合による選手たちの消耗の大きさが考慮されています。
 参加するのは20カ国・地域の代表チームで、前回のイングランド大会の成績によって出場権を獲得した日本を含む12カ国・地域と、各地域の予選を勝ち抜いた8カ国です。最後に出場を決めたカナダはドイツ、香港、ケニアとの敗者復活戦を制しました。
 1次リーグは5チームで構成する「プール」と呼ぶグループに分かれ、プール内の総当たり戦で各プールの順位を決定。上位2チームが決勝トーナメントに進出します。準々決勝は10月19日と20日にそれぞれ2試合、準決勝は10月26日と27日に行われます。11月1日に3位決定戦、決勝戦は2日です。
2019年2月18日掲載