このため、スーパーやコンビニとの競合が激化しています。ウエルシアHDは弁当や総菜を販売する店舗を増やしているほか、糖質控えめのパンやスイーツなど、健康をアピールしたプライベートブランド(PB=自主企画)商品を拡充しています。マツモトキヨシHDは野菜や果物を圧搾してつくるコールドプレスジュースを東京・銀座や原宿の店舗で販売しています。地方でも「ゲンキー」を展開する福井地盤のGenky DrugStoresが肉や野菜、果物などの生鮮品の取り扱いを18年末までに全店に広げます。
このほか、ウエルシアHDは19年度末までに、24時間営業の店舗を400店に拡大するとともに、全店で公共料金などの支払いを受け付けるなど、コンビニが得意とするサービスにも手を広げます。