ビジュアル・ニュース解説

シェアリングエコノミーについて知る

2018.3.5 掲載
モノや場所、サービスを融通し合うシェアリングエコノミーが急速に広がりつつあります。住宅に旅行者を有料で泊める民泊を本格解禁する法律が2018年6月に施行されるのを控え、企業の参入が相次いでいます。今回はシェアリングエコノミーの考え方や事業、普及への課題などについて解説します。

2.モノや場所などの共有を仲介し有効活用(2)

2.モノや場所などの共有を仲介し有効活用(2)
 矢野経済研究所の調査によると、2016年度に503億円だったシェアリングエコノミーの国内市場規模は21年度には1070億円に拡大する見通しです。政府は今後の成長分野と位置づけ、民間と連携して事業環境の整備に乗り出しています。業界団体は政府が示したガイドラインに基づき、サービスの安全性や信頼性を確保するための自主ルールを策定。これを満たす事業者を認証する制度が17年6月に始まりました。
2018年3月5日掲載