宅配便はおおむね重さが30キログラム以下の軽くて小さめの荷物を配送するサービスです。小型の荷物を1個単位で送れるので個人が利用しやすく、企業間の小口輸送や企業から消費者へ直接商品を届ける通販などにも使われています。
宅配便事業者は各地域の営業所とこれらを統括する物流ターミナルとのネットワークを構築して、右図のような流れで全国の多くの地域へ荷物を出した翌日に配送しています。高度な情報ネットワークの構築により、各拠点からの配送状況の情報をリアルタイムで管理しており、どの荷物が現在どこにあるかを常に把握できるようにしています。