現在、国内カフェ市場をけん引しているのは米国発のスターバックスコーヒーです。80年代にエスプレッソをミルクで割ったカフェラテを主力商品として、「シアトル系」と呼ばれる飲み歩きができるスタイルでドリンク販売を開始。米国で一大ブームを巻き起こしました。96年には日本に1号店を出店し、洗練された内装や品質を追求した商品、店内の全面禁煙などが消費者の支持を得て、国内カフェブームの火付け役となりました。
大手カフェチェーンは今では商業施設や繁華街、オフィス街、駅前はもちろん、駅構内や病院、図書館、高速道路のサービスエリアなど様々な場所に出店しており、チェーン間の競合は激しさを増しています。