新着!きょうのことば

携帯電話の基地局

2023.11.30(木) 掲載
3社で世界シェア75%
 スマートフォンなど携帯電話と直接電波のやり取りをする設備。基地局は最寄りの携帯電話が発信した電波を受け取ると、ケーブルを通じて信号として基地局を束ねる交換局に送る。交換局は通信したい相手近くの基地局に信号を送り、その信号を基地局が電波として相手の携帯電話に届けることで通信できる。
 電波を発射する「アンテナ」と「送受信機」で構成される。鉄塔タイプは通常数十メートルの高さがあり、広いエリアのカバーを担う。ビルやマンション屋上に設置するタイプや、電柱などに設置される小型もある。英調査会社オムディアによると、2022年の基地局シェアはファーウェイが31%と世界首位で、スウェーデンのエリクソン(26%)、フィンランドのノキア(18%)の3社で75%を占める。
 国内における全国の5G人口カバー率は23年3月末時点で96.6%に達しており、政府は30年度末に99%にする目標を掲げる。5Gの周波数は直進性が強いため建物などを回り込みにくく、一つの基地局でカバーできる範囲が狭くなる。携帯各社は今まで以上に多くの基地局を展開する必要がある。