きょうのことばセレクション

地方空港

2020.1.1(水) 掲載
日本国内の空港で国が設置・管理する「国管理空港」は新千歳、仙台、広島など19カ所、国が設置し地方自治体が管理する「特定地方管理」が旭川、山形、山口宇部など5カ所あり、成田、中部、関西、大阪の4国際空港は「会社管理空港」とされる。
 このほかに国際線が発着できる「地方管理空港」が54カ所、小規模で国内線のみの「その他の空港」が7カ所ある。小松(石川県小松市)や百里(茨城空港、茨城県小美玉市)など自衛隊や米軍が管理する7カ所は「共用空港」と位置づけられている。この計96空港について国内線、国際線の乗降客数などが集計されている。
 神戸空港は地方管理空港だが、関西、大阪国際空港とともに関西エアポート(大阪府泉佐野市)が運営する。今回の分析では会社管理の4空港と国管理の羽田国際空港に神戸を加えた6空港を「主要空港」とした。主要6空港と地方管理空港に含まれる「離島空港」以外の、旅客輸送で新幹線や高速道路と競合するものを「地方空港」と位置づけた。
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