きょうのことばセレクション

顔認証決済

2019.11.1(金) 掲載
顔認証決済はタブレット端末のカメラなどで個人の顔を読み取るだけで、事前に登録した銀行口座から支払いを済ませることができる。中国では2019年に入り導入が本格化した。多くの顔認証決済は、「支付宝(アリペイ)」など、すでに普及したスマートフォン決済のアプリと連動し、手軽に利用できる点が支持を集める。
 中国で顔認証決済の普及を支えるのは企業価値が10億ドル(1000億円強)を超えるスタートアップの「ユニコーン」企業が多いのも特徴。代表が曠視科技(メグビー)だ。
 世界的な顔認証の技術コンテストで優勝した実績を持ち、アリペイなどに技術提供をしている。近く香港で上場予定だ。
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