きょうのことばセレクション

大雨特別警報

2018.8.1(水) 掲載
特別警報は数十年に一度のレベルの異常気象や噴火などにより、甚大な被害が出る恐れがある場合に気象庁が発表する。気象の分野は大雨、暴風、高潮、波浪、暴風雪、大雪の6種類。地震や火山噴火、津波もある。
 2011年3月の東日本大震災などで従来の「警報」発表では迅速な避難につながらないケースがあったことを受け、危機感を強く訴えるため、13年8月から運用を始めた。
 大雨の特別警報の場合、48時間の降水量や地中にたまった雨の量が、気象庁が過去のデータから地域ごとに算出している「50年に一度」の数値を超えた場合などに発表される。列島を縦断した13年9月の台風18号による大雨被害で初めて出された。
大雨特別警報