きょうのことばセレクション

遠隔診療

2017.5.1(月) 掲載
 通信技術を活用して離れた2地点で行う患者向け医療活動。主治医がコンピューター断層撮影装置(CT)や磁気共鳴画像装置(MRI)の画像を送り、専門医が遠隔地で読み取る手法もある。
 厚生労働省は2015年8月、離島やへき地に限らず遠隔診療ができるとした。最近は画像を基にした遠隔診療や、身につけて心電図や呼吸状態などを計測する機器も普及している。
 遠隔診療を受ける場合は、患者が端末のガイドに従って問診を入力する。医師は問診や送信されたデータから事前に症状を確認して対面か遠隔で患者と向き合う。問診の時間を減らせ、医師の働く環境も改善できる。
遠隔診療