日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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アジア開発銀行

2014年12月1日(月) 掲載

 アジア・太平洋地域で貧困を減らして、開発を後押しすることを主な目的にした国際金融機関。1966年の設立で、本部をフィリピンのマニラに置く。アジア・太平洋から48、欧米など域外から19の計67カ国・地域が加盟する。日本は米国と並ぶ最大規模の出資国だ。出資比率は日米の2カ国だけで3割を超える。
 途上国への資金の貸付や投資、開発プロジェクトの支援を主な業務とし、エネルギーや交通のインフラ整備、農業振興などを投融資や信用保証を通じて進める。2013年の投融資や信用保証は総額で約210億ドル(約2兆4000億円)に上った。高めの経済成長に伴い域内で急増しているインフラ整備の需要に応えるため、民間銀行や政府機関との協調融資を増やす方針を立てている。
 日本は設立の準備段階から参画する原加盟国として強い影響力を持ち、歴代総裁はすべて日本人が占めてきた。一方、中国の出資比率は現状で6.5%にとどまる。中国は近年、資本の増強とあわせた出資比率の引き上げを提唱してきたが、日米などの反対にあい棚上げされている。中国がアジア開発銀行(ADB)と役割が重なるアジアインフラ投資銀行(AIIB)の設立を急ぐ背景には、日米主導の金融の枠組みに対抗する意図も浮かぶ。