日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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経済用語を索引から検索できます。

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CDS

2012年7月1日(日) 掲載

 国の財政状態や企業経営が大きく悪化すると、発行した債券の資金償還期限が来ても、満額のお金を返すことができなくなる。債券を買った投資家は損を被ってしまう。こうした場合に備えて、取引される金融商品。正式にはクレジット・デフォルト・スワップという。損失を回避したい投資家は保証料を払ってCDSを購入。売り手は保証料を受け取るかわりに、債券が償還されなかった場合、損失に見合った金額をCDSの買い手に支払う。 
 今年3月に強制的な債務削減に踏み切ったギリシャ国債の場合、債券の価値が元の100に対し21.5に減り、CDSの売り手は残りの78.5を買い手に支払うことになった。国や企業の借金の返済能力に不安が出ると保証料の値段(保証料率)が上がるため、信用力を測る目安になる。最近話題のスペイン国債を対象にしたCDS保証料率は566%と危険な水準とされる2%を大 きく上回る。
 取引残高は約15兆ドル(約1200兆円)に上る。2008年の金融危機時には多くのCDSを売っていた米保険大手が多額の支払いを求められ、経営危機に陥った。今年5月には米銀大手JPモルガン・チェースもCDS取引に絡んだ損失発生を明らかにした。