日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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純利益

2017年12月1日(金) 掲載

企業の売上高から様々な費用を差し引いた後の最終的なもうけを示す。「最終利益」とも呼ぶ。グループ全体の経営成績をまとめた連結決算で使い、1社だけの単独決算では「税引き利益」と表記することが多い。純利益は配当や設備投資の元手になる。企業の実力や株価水準を測る際のベースにもなるため、投資家にとって最も重要な利益指標といえる。
 損益計算書で表記する利益の種類は多様だ。売上高から商品の原材料費(売上原価)を引くと売上総利益が出る。ここから人件費などの販売管理費を除けば、本業のもうけを示す営業利益となる。さらに借入金の金利などを差し引くと経常利益が出る。一時的に発生した特別損益を加味し、法人税を払った後に残るのが純利益だ。
 株価の割安・割高を測る指標では、時価総額が純利益の何倍かを示すPER(株価収益率)が代表的だ。純利益を自己資本で割った自己資本利益率(ROE)の注目度も高い。政府は今年公表した成長戦略で、純利益を総資産で割った総資産利益率(ROA)の改善を新たな目標に掲げている。