日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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テレマティクス

2017年4月1日(土) 掲載

 テレコミュニケーション(通信)とインフォマティクス(情報工学)から作られた造語。自動車保険の場合は通信技術を使って収集したデータを保険料に反映し、個人の運転技能に応じて保険料を変えるのが特徴だ。走行距離に連動したPAYD(Pay As You Drive)型と、運転特性に応じたPHYD(Pay How You Drive)型の2タイプがある。
 自動車に搭載した専用の通信装置やカーナビ、スマートフォンなどの情報端末を使い、運転速度や急ブレーキ、急発進などの回数を計測する。PAYD型は運転距離が長ければ長いほど保険料が下がり、PHYD型は安全運転に徹していると安くなる。保険料をリスクに応じて細かく設定できるため、保険料の設定が不公平だと感じている人の支持を得られやすいほか、安全運転を促し事故を減らす効果があるとの指摘もある。
 国内損保では通信機器を使った本格的なテレマティクスの保険はまだ発売していないが、欧米では普及が進む。日本のように保険料の目安として使う指標である「参考純率」が存在せず、保険料設定の自由度が高い。欧米では2020年に自動車保険の契約の3割を占めるようになると予測されている。