日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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円高デメリット

2016年6月1日(水) 掲載

 円高進行はいくつかのルートで企業業績にマイナスに働く。輸出などでドルやユーロといった外貨を稼いでも、円高が進むと円換算額は減少する。海外の子会社や工場で保有する手元資金など外貨建ての資産も円高に伴って価値が目減りする。円高は自動車や電機、機械など輸出企業にとって業績の重荷になりやすい。
 日銀の金融緩和効果で過去数年にわたり、円相場は下落が続いた。2015年3月期に上場企業の利益が過去最高を記録したのも、円安による利益押し上げ効果が大きなけん引役となった。しかし、対ドルの円相場は、16年1月以降、前年同期比で円高となっている。世界経済の不安で安全資産とされる円が買われやすくなっており、5月には1ドル=105円台まで円高になる場面があった。
 円高が進むなかで業績悪化を食い止めるには、原材料などの海外調達を増やして為替変動の影響をなるべく相殺するといった対策がある。電力や製紙など原燃料を輸入する企業には円高は業績の追い風になる。