日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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確定拠出年金

2020年11月8日(日) 日本経済新聞 朝刊

運用実績で給付額変動
 日本の年金制度は3階建てで1階は誰もが加入する国民年金(基礎年金)、2階は会社員らが加入する厚生年金で、ここまでが公的年金となっている。確定拠出年金は任意加入の3階に位置づけられる。企業が福利厚生の一環として運用原資の掛け金を拠出する「企業型」と、個人が拠出する「個人型」がある。個人型はiDeCo(イデコ)と呼ぶ。加入者自らが投資信託などの運用先を選び、実績で年金の受取額が変わる。
 企業年金には従業員に給付額を約束する確定給付年金もある。運用が不調な場合、穴埋めが必要になり業績悪化にもつながりかねない。低金利で運用難の市場環境が続いていることから確定拠出型に移行する企業が増えている。確定拠出年金は3月末時点で約3万6千社が導入し、約720万人が加入する。
 公的年金は保険料を支払う現役世代が少子高齢化で減り、給付は先細りが避けられない。補完的な役割を果たす確定拠出年金など3階部分の重要性が高まっている。