日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

  • はてなブックマーク
  • Facebook
  • mixiチェック
  • Twitter
  • LinkedIn

5中全会

2020年10月30日(金) 日本経済新聞 朝刊

中国、5カ年計画を審議
 中国共産党の重要会議で「党中央委員会第5回全体会議」の略称。約200人の委員を抱える党最高機関の中央委員会は、全体会議を年1~2回開く。5年に1度しかない党大会に代わり、党の重要政策や人事を決める。5中全会は党大会後、5回目の全体会議を指す。
 党大会の直後に党人事を決めるのが1中全会で、3中全会は経済政策を審議する。5中全会は5カ年計画の草案を話し合うなど、それぞれ特徴がある。全体会議で決めた政策は中国の国会に相当する全国人民代表大会(全人代)で追認するしくみだ。全体会議の閉幕日にコミュニケの概要を発表する。コミュニケの詳しい内容は数日~1週間たってから公表することが多い。
 習近平指導部は2013年の3中全会で金利や人民元レートを市場化する方針を示した。16年の6中全会では習氏を党の「核心」とすると決めた。2期目の18年の2中全会で国家主席の任期をなくす憲法改正案を採択。19年の4中全会では抗議デモが起きた香港への統制を強める方針を決めた。20年の香港国家安全維持法の制定につながる重要な伏線となった。