日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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コロナ特例の規制緩和

2020年9月11日(金) 日本経済新聞 朝刊

在宅中心の生活に対応
 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、政府は新しい生活スタイルに即して期限付きで規制を緩めている。人々の生活が在宅中心に変わりつつあることが大きい。特例の最たる例はオンライン診療。日本医師会などは正確な診療ができないとの懸念から初診での利用に反対してきた。コロナ禍では病院に患者が集まると院内感染の懸念が高まるとして、政府は反対を押し切る形でオンライン診療をすべての初診患者に認めた。
 「3密」を避けるための飲食店の道路上でのテラス営業も一例だ。道路使用に必要な「占用許可」は道路以外に使える場所がない場合などに限って認められていた。所管の国土交通省は外出自粛の直撃を受けた飲食店支援として許可基準を緩和。仮設であることや清掃の協力などを条件に営業を認め占用料も免除することにした。
 政府はこうした規制緩和を期限付きの暫定措置としている。オンライン診療は感染症が収束するまで、道路占用料の免除も11月末までとなっている。恒久化にあたっては何らかのトラブルが生じたかの検証は欠かせない。これまでの対策に問題がなければ、特例的な緩和が増える可能性はある。