日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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協働ロボット

2020年9月7日(月) 日本経済新聞 朝刊

作業用途の変更容易
 人と肩を並べて働くロボット。人手不足や感染症予防を背景に製造現場での導入が進んでいる。従来の産業用ロボットは安全柵で人の作業エリアと切り離し、同じ作業を高速で繰り返すのを得意としていた。対して、協働ロボットは人をセンサーで感知して止まれるため柵なしで設置できる。一つのロボットを様々な用途に転用することが可能で、短期間で工程を変えていく少量多品種生産の現場に向いている。
 ロボット操作に不慣れな人でも直感的に扱える工夫が施され、タブレット端末を使った簡単なプログラム設定で動かせるのも特長だ。自動車や電機向けだけでなく、これまで自動化がなかなか進まなかった医薬品などの分野や中小企業でも徐々に導入が広がりそうだ。
 調査会社マーケッツアンドマーケッツによると、世界での市場規模は今後年率4割超で成長する。先進国だけでなく、人件費が高まりつつある新興国でも需要があり、2021年にはアジア向けが欧州向けを上回る見通しだ。デンマークのユニバーサルロボットが大きなシェアを占め、ファナックや韓国の斗山ロボティクスなどが続いている。