日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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ファンドビジネス

2020年5月19日(火) 日本経済新聞 朝刊

投資手法は千差万別
 投資家から集めた資金を企業などに投じ、価値を高めて利益をあげることを目指す事業。投資額に応じた手数料や株の値上がりに応じた成功報酬などを投資家に支払う。ファンドは投資家に支払うコストを上回る収益をあげることが最重要課題となる。
 投資手法は千差万別だ。技術力を持つスタートアップを「目利き」するベンチャーキャピタル(VC)だけでなく、未上場企業を買収して自ら価値向上やリストラに取り組むプライベート・エクイティ(PE)ファンド、不動産を投資対象とするファンドなどがある。個人投資家から資金を集め、上場株などに投資する投資信託といった身近な金融商品もファンドに含まれる。
 ソフトバンクグループのビジョン・ファンドは2017年5月に設立した、運用額10兆円規模の巨大ファンド。サウジアラビア政府などから出資を受け、人工知能(AI)技術を持つ有望スタートアップに投資する。英調査会社プレキンによると、世界のVCの総投資額は20年1~3月に500億ドル(約5兆3000億円)と3年ぶりの水準に落ち込んた。新型コロナウイルスによる経済の停滞を受け、世界的にもスタートアップ投資は減速している。