日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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9月入学

2020年5月13日(水) 日本経済新聞 朝刊

30年前にも議論・検討
 学校の始業や入学の時期を9月に設定すること。新型コロナウイルス感染拡大による休校長期化を受けて浮上した。欧米の多くの大学は9月始業を採用している。日本も足並みをそろえることで留学生や教員の相互受け入れがしやすくなり、教育や研究の質が向上すると期待されている。
 「秋季入学」は30年以上前に中曽根康弘内閣でも議論された。1987年、当時の臨時教育審議会は3年にわたる議論を経て「大きな意義が認められ移行すべきだ」としながらも、世論の動向などに配慮し、準備期間をおいた上で実施するとの結論を出した。その後議論は立ち消えとなった。
 9月入学となった場合、受験や企業の採用活動の時期のほか、夏の全国高校総合体育大会(インターハイ)や全国高校野球選手権大会(甲子園)など、子どもたちを取り巻く幅広い行事や分野に影響が及びそうだ。実現には義務教育の開始年齢を定める学校教育法をはじめ、関係法令を改正する必要がある。