日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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9月入学

2020年4月30日(木) 日本経済新聞 朝刊

東大が一時導入検討
 4月に全国で入学式が実施される光景は日本でおなじみだが海外は9月入学を主流とする。米国、中国、英国、フランスなど日本から留学する学生が多い国々は秋に新年度が始まる。留学する場合、時期のズレにより大学卒業・就職を1年間遅らせる学生も多い。
 明治時代の初期は日本も9月入学だった。国の会計年度を4月からに切り替えたことなどから、大正時代にかけて4月入学に移行した。グローバル化に伴い、9月入学移行を求める声が高まった。1987年に臨時教育審議会が秋入学に意義があると答申。第1次安倍政権時代の2007年に教育再生会議は9月入学の促進を提言した。
 こうした流れを受けて、東京大学は11年に秋入学導入を本格的に検討した。高校卒業後に空白期間が生まれることや、就職時期との兼ね合いが難しく、実現しなかった。自民党は与党に復帰した12年衆院選の公約で「大学9月入学を促進」と記し、高校卒業後の半年間で農業や福祉などの体験を促すよう掲げた。小中高校などは4月入学を据え置く想定だった。