日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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ESG投資

2020年4月27日(月) 日本経済新聞 朝刊

企業の持続可能性を評価
 売上高や利益といった財務面の分析だけでなく、環境(Environment)、社会(Social)、企業統治(Governance)の3分野に対する取り組みを踏まえて企業に投資する手法。財務諸表が過去の成績を表すのに対し、ESGは企業が将来にわたって、持続的に成長できるかどうかの評価につながる情報を含むと考えられている。
 ESG投資は企業の社会的責任に重点を置く社会的責任投資(SRI)の考えが源流にある。2006年に国連がESGの視点を組み入れることを掲げた「責任投資原則(PRI)」を提唱し、機関投資家に賛同を呼びかけた。長期投資家である年金基金を中心に広がり、PRIへの世界の署名機関数は19年3月末時点で2300を超える。日本でも15年に年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が署名したのをきっかけに、ESG投資が広がっている。
 これまでは二酸化炭素(CO2)排出量の削減など環境問題に対する取り組みへの関心が高かった。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大で、従業員や取引先への配慮を含めた社会問題への対応に注目が集まっている。