日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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インフォデミック

2020年4月6日(月) 日本経済新聞 朝刊

氾濫するデマ、社会に影響
 ネットなどで噂やデマも含めて大量の情報が氾濫し、現実社会に影響を及ぼす現象を指す。「情報(Information)」と、感染症の広がりを意味する「エピデミック(Epidemic)」を組み合わせた造語だ。世界保健機関(WHO)が2月、新型コロナウイルスの感染拡大とともに世界に警戒を呼びかけた。
 歴史的にも大きな自然災害や疫病流行の際には、偽情報や出所不明の噂が流れやすい。さらに現代はSNS(交流サイト)などのテクノロジーが発達したことで、従来の口コミやメディアとは比較にならないスピードで情報が拡散するようになった。誰もが容易に発信源になれる分、内容も玉石混交になりやすい。
 コロナ禍を巡っては、米国でも詐欺目的のSNS投稿や偽情報サイトの開設が相次ぐなど、世界規模で影響が広がっている。ウクライナでも中国からの帰国者が感染しているとの偽ニュースが流れ、一部で暴動が起きたとされる。ウイルス感染被害の拡大同様、世界中の政府や当局が対応に頭を悩ませている。