日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

  • はてなブックマーク
  • Facebook
  • mixiチェック
  • Twitter
  • LinkedIn

予想変動率

2020年4月5日(日) 日本経済新聞 朝刊

オプション価格高いと上昇
 株式や為替などの価格が今後、どれほどの振れ幅で動くかを予測した数値。将来の決められた日に、ある価格で株式や為替を売買できる権利を取引する、オプション市場の動向から算出する。一般的にオプション価格が高くなるほど、投資家は先行きの相場が上下変動することに備えていることを意味し、予想変動率も上昇する。
 予想変動率を指数化した代表的なものが米国株を対象にした「VIX指数」だ。数値を1年間の営業日数260の平方根の近似値16で割ると、直感的に理解しやすい。例えば20の場合、16で割ると1.25となり、おおよそ「7割弱の確率で相場が1日に上下1.25%の範囲で動く」と予想されていることを意味する。
 VIX指数は3月に一時82.69と、リーマン・ショック時の08年11月に付けた80.86を超えた。16で割ると約5で、7割弱の確率で株価が一日に5%も上下する見立てだった。日本株では「日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)」があり、3月に60.67と、東日本大震災が発生した11年3月以来の高値を付けた。