日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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銀行間取引

2020年3月20日(金) 日本経済新聞 朝刊

疑心暗鬼ならマネー枯渇も
 銀行同士が資金を貸し借りする取引。日本では、呼べば応えるという意味で「コール市場」とも呼ばれる。銀行間の市場での取引金利としてはロンドン銀行間取引金利(LIBOR)や東京銀行間取引金利(TIBOR)などもある。「LIBOR+0.1%」といった具合に、企業向け貸し出しや社債発行などの際の指標になっている。
 2008年のリーマン・ショックの際には、信用力の低いひと向けの住宅ローン(サブプライムローン)を束ねた証券化商品を取引相手の金融機関がどれだけ保有しているか分からず疑心暗鬼が拡大。市場でお金の出し手がいなくなり、LIBORが急騰した経緯がある。
 新型コロナウイルスの感染拡大への懸念から、投資資金をドルに換金し手元に確保する動きが強まっている。このためドル資金が枯渇しないように、日銀や米連邦準備理事会(FRB)、欧州中央銀行(ECB)など6つの中央銀行は16日、協調してドル資金の供給を増やすことで合意。日銀が17日実施した3カ月間、ドルを貸し出すオペでは302億ドル(約3兆2千億円)の落札があった。