日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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新興企業の資金調達

2020年1月22日(水) 日本経済新聞 朝刊

成長に応じて段階的に
 創業まもない新興企業にとって、成長資金を得るための主な手段は投資家から出資を受けることだ。新たな技術やアイデアに投資するのは個人や事業会社、スタートアップの発掘・育成に特化したベンチャーキャピタル(VC)などが多い。取引される場は、幅広く出資を募る株式市場に対し、未公開市場と呼ばれる。
 資金調達はスタートアップの成長の度合いに応じて、段階的に行われる。創業前の「シード」や直後の「アーリー」期間に始まり、サービスや技術を開発中の「シリーズA」、拡大局面の「B」「C」と続く。シリーズB以降は1件あたりの調達額も膨らみ、各シリーズで複数回、調達する企業もある。一般にはシリーズCで上場準備を始めることが多い。
 中国では「シード」「アーリー」期の投資落ち込みが目立つ。調査会社の大智慧のデータでは、資金の出し手がわかる案件のみで、2019年は230件あまりと前年比で5割強も減少した。シリーズA以降の減少率は20~30%台だった。