日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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通信規格

2020年1月19日(日) 日本経済新聞 朝刊

10年ごとに大きな進化
 データや音声を通信ネットワークを通じてやり取りするための規格。国連の標準化機関である国際電気通信連合(ITU)の議論を経て、性能や技術の要件が決まる。無線通信の規格はほぼ10年ごとに大きな進化を遂げてきた。1980年代のアナログ方式の第1世代(1G)から始まり、2019年からは5Gの実用化が始まった。
 5Gは19年4月にまず米韓で商用化された。最大通信速度は毎秒10ギガ(ギガは10億)ビットと4Gの10倍。1Gと比べると100万倍となる。2時間の映画を3秒でダウンロードできる。あらゆるモノがネットにつながる「IoT」向けに、多数の機器を同時にネット接続でき、通信の遅れがほとんど発生しないといった特徴もある。
 日本は5Gの商用化で米韓から1年遅れ、関連特許も中国や韓国などの企業に押さえられている。無線通信のものづくりの競争力も落ち、携帯基地局の日本勢の世界シェアはNECが1%、富士通は1%以下だ。スマートフォンなどの携帯端末でも日本勢の存在感は薄れた。