日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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生産年齢人口

2020年1月18日(土) 日本経済新聞 朝刊

経済成長・社会保障支える
 生産活動を中心となって支える人口のこと。経済協力開発機構(OECD)は15~64歳の人口と定義している。労働力の中核として経済に活力を生み出す一方、社会保障を支える存在でもある。国連の資料によると、世界の生産年齢人口は2020年時点で50億8000万人。新興国を中心とする人口増で、50年には61億3000万人と20%増える見通しだ。
 一方、日本は1990年代半ば、中国は2010年代半ばにそれぞれ減少に転じている。先進国を中心に高齢化が進み、生産年齢人口の減少が経済成長の足かせとなるとの懸念が広がっている。日本では戦後の生産年齢人口の増加は高度経済成長を支える要因となる一方、バブル崩壊後に生産年齢人口がマイナスに転じると経済の低迷が続いている。
 生産活動を持続して社会保障制度も維持するためには、女性や高齢者の社会進出が求められるほか、外国人労働者の受け入れなども課題となる。ロボット技術などを活用して作業を自動化したり、負担を軽減したりする取り組みも始まっている。